しゅわりん☆どり~民

メモ書き。Twitterで書くと臭すぎて恥ずかしくなる考察など

「Pastel*Palettes」 というアイドルコンテンツ界の第三勢力

 

bang-drea.bushimo.j

 

初投稿です。

 

普段からパスパレについてTwitterで散々ダラダラと駄文を書いていますがいい加減バンドリアンチに暗殺されそうなので字数が足りなくなってきたので古典的ツールであるブログに手を出しました。どうせ1か月も持ちませんがよろしくお願いします。

 

さて、ついに私がバンドリ!ガールズバンドパーティ!本リリース時から推し続けていたバンド、Pastel*Palettesのアニメ化が決定しました。正直、第一回バンド総選挙では4位だったのが信じられないくらいの勢いですね。

この記事では

そもそもパスパレとは?

パスパレの人気がじわじわと上がってきたのはなぜなのか?

この2点について私なりに解説&考察していこうかと思います。クソ駄文なので、特定シーズンにやたらとオタクが利用するJRの鈍行やら、夜行バスの消灯までの時間やら、とにかく暇な時に読むことを推奨します。前置きが長くなりましたが、では。

そもそもパスパレとは?~これを読めばあなたもパステルパレッター~

パステルパレッター(激寒)(センス0)

 

はい。ぶっちゃけパスパレってなんだ?って人も多いと思います。パスパレ、正式名称"Pastel*Palettes"(パステルパレット、sは発音しないので注意しましょう)は、ブシロード虎の子コンテンツ「BanG Dream!」の一環としてリリースされたリズムゲーム内で、プレイヤーが操作可能な(ストーリーとプレイアブルキャラクターの存在する)5バンドのうちの1つです。きらきら星京都市民の星・伊藤彩沙さんでお馴染みのPoppi'n Partyさんとか遠藤ゆりかさんでお馴染みのRoseliaさんと同一コンテンツの、所謂姉妹バンドという位置づけになりますね。

 

 

その中でもPastel*Palettesは「アイドルバンド」というバンドリでは少々特異な位置づけになります。しかも結成理由は「事務所の意向([要約]育成所上がりの新人持ち上げるために適当にメンツそろえてバンドやらせるか~)」です。他のバンドが世界を笑顔にしようとしたりすべてを賭ける覚悟をしたり中学の同級生で仲良くやってる中、生々し過ぎる

しかもこのバンド、ストーリー初期は死ぬほど仲が悪いし全体的に話が暗いです。リリース当初は「パスパレ」の上位サジェストに「闇」「不穏」なんてワードが入っている時期もありました。

これはメインストーリーにおいて、自分の信じるアイドル像を貫かんとする丸山彩と、芸能界を知るがゆえに己のキャリアアップのために動く白鷺千聖の対立が軸となっているうえに、メインストーリー・イベントストーリーでの題材がいちいち現実的であるが故なのですが。(最近だと「リリースイベント」「コール問題」あたりですね。)

ただしこんな夢も希望も、キラキラもドキドキもないようなリアルすぎる設定ですが、彩の持つ確固たるアイドル像に、千聖をはじめとするバンドメンバーは様々なことを気付かされ、そして彩もまた様々なトラブルや正反対ともいえる千聖や日菜との交流により成長することで、まるでパレット上の色と色が混ざり合うように、やがて一つの立派な「アイドルバンド」として進んでいきます。

とりあえずこれ以上書いたら長すぎるので個別の紹介やらはまたの機会に。公式のURL貼っておくので少しでも気になった君はプロフィールに目を通してみよう!そしてガルパをDLしてパスパレメインストーリーを読むのだ!

 

②パスパレの人気がじわじわ上がってきたのは何故なのか?

さて、ここからはただのオタクの一考察となります。

パスパレは、アプリリリース当初はわずかな前島亜美オタク・秦佐和子オタクがいるだけで、アニメ化はおろかリアルライブすら実現するのか?というレベルの知名度と人気しかありませんでした。強いて言うなら初配信オリジナル曲「しゅわりん☆どり~みん」の時間対スコア効率が良かったので音ゲーガチ勢から重宝されたり、逆にエンジョイ勢から「しゅわどり切断する」なんていうヘイトが集まっていたくらいです。実際、第一回ガルパ総選挙では当時アニメの不振を引きずっていたポピパと、激しい最下位争いを繰り広げました。

ではそんなパスパレがどうしてアニメ化までこぎつけるほど人気が上昇したのでしょうか。私は主に3つの要因があると考えています。

 

1.シンプルに曲が良い

これはパスパレというアイドルを推すに至る入り口です。バンドリを毛嫌いしている人でもとりあえず「しゅわりん☆どり~みん」「ゆらゆらRing-Dong-Dance」「天下トーイツ A to Z」この3曲を聞けばどれかは刺さるのではないかなぁと思います。

これはパスパレが「アイドル」というかなり抽象的なコンセプトしか無く、バラードから電波まで曲範囲が非常に広いこと、そしてアニメやリアルイベントを考慮しなくても良いため作曲側が良い意味で「好き放題に」曲を作れることなんかが影響しているのではないかと考えています。要は入り口として「楽曲派」として比較的お手軽に、魅力を感じていくのです。

 

2.メインストーリーが良い

パスパレのストーリーは、今まで大流行してきた2次元アイドル(ここでは数日後に函館でライブを行う某声優ユニットを意識しています)とは全く異なり、ご都合主義も奇跡も、女の子のキャッキャウフフすらもあまりありません。有るのは現実でも起こり得る過ちとその代償としてのバッシング、そして現実的なギスギス感だけです。

なぜこんなストーリーを絶賛するのか?という方も多いでしょう。(お前サンシャインの廃校回ゲロミソに叩いてただろ!とお叱りが飛んできそうです)

しかし、そのギスギスストーリーを乗り越えた先には明確なメンバーの意識の変化、そしてばらばらだった5人がたどり着いた一つのゴールとしての「パスパレボリューションず☆」(ストーリー読破開放曲)が存在します。ネタバレになりまくるので本投稿では触れませんが、「戦姫絶唱シンフォギア」「うたの☆プリンスさまっ♪」などを手掛けるElements Garden ならではの細かいストーリー回収が曲によってなされており、イベント曲については1曲にメンバー1人の内面が掘り下げられたうえで、バンドとしてのメッセージ性も込められた2重の作りとなっています。(天下トーイツA to Zはイヴ、Wonderland Girl,surviverは日菜、surviver ねばーぎぶあっぷ!は麻弥、ゆらゆらRing-Dong-Danceは千聖、はなまる◎アンダンテは彩)

このことから、それまで「ただ強い曲」であったパスパレの曲が、ストーリーを読むことで急速に深みのある曲に変化します。これはもうイチコロでしょう。

 

3.キャストから感じる「生々しさ」

さて、曲・ストーリーとどのアイドルコンテンツの成功要素にもなりそうな2つを取り上げてきましたが、3つ目は少し視点を変えてみました。

パスパレは育成所上がりの新人アイドルを、元SUPER☆GIRLSという3次元のアイドルとして(しかも最年少メンバーとして)活動していた前島亜美さんが声を担当しており、演じている彩と様々な共通点があることは有名ですが、実はそれだけではないような気が最近してきました。

まず、白鷺千聖の声を担当する上坂すみれさん。この方はオタクなら誰しも知る人気声優ですね。彼女は9歳のころ芸能界に触れる経験をしており、また大学在学中から声優活動をはじめ、デビューから1年もたたないうちに初主演が決まるなど順風満帆に見えるキャリアを歩んでいます。(ちなみに上智大卒で、大学在学中には成績優秀者として表彰もされているようですぶっちゃけそのへんの阪大生より頭いいです)

そんな何も知らない人間から見たら「完璧な」キャリアを歩んでいるかに見える彼女だからこそ、白鷺千聖という、天才の仮面を被りながらも悩み、立ち止まってしまうキャラクターにいっそうリアリティが増し、あやちさは尊いのではないでしょうか。

 

そして若宮イヴの声を担当する秦佐和子さん。この方は声優になる前はSKE48のメンバーとして活動されていました。天下のAKBグループですね。

秦佐和子さんを応援し続けている友人に言われてYoutubeなどを見ていて思ったのですが、秦佐和子さんはかなり頭の回転が速いです。たまたま自分の発見した映像がそうであっただけなのかもしれませんが、その番組では周りのSKEメンバーが比較的無難なトークに終始するなか、秦佐和子さんただ一人がかなり詳細なことまで話しており、少し「浮いた」雰囲気になっていました。一方若宮イヴというキャラクターは普段天然気味ではありますが、「ブシドー」については誰にも譲れず、またパスパレ前のモデル時代に孤独であったことを気にしている表現が見られます。

このことから、もしかしたら、本当にもしかしたらなのですが、彩と前島さん・千聖と上坂さんのようなキャラと声優の関係性がイヴと秦佐和子さんとの間にも存在するのかもしれません。百聞は一見に如かずなのでとりあえず早く秦さんのソロイベントに行きたいですね。

 

このように、キャラをキャストに寄せるのでも、またキャストがキャラに寄せるのではなく、企画段階で仕組まれた「キャラとキャストとの自然なリンク」が、パスパレの魅力の重要な要素だと思うのです。

 

 

 

はい、パスパレアニメ化の勢いで書いた文章はこんなもんです。とりあえずパスパレはこれから間違いなく伸びますよ。マジで。

乗るしかない、このビックウェーブに。