しゅわりん☆どり~民

メモ書き。Twitterで書くと臭すぎて恥ずかしくなる考察など

僕は持ち弾が少ない。~19卒の就活反省文 筆記編~

散々無い内定芸人を続けていましたが、先日某地方自治体(以下、自治体A)から内定をいただけました。これにて就職活動終了です。よかったよかった。心配させた皆様、すみませんでした。私の出身大学では下手すると最小年収になると思うので、大手商社銀行メーカー マン/ウーマンになる方々は飯をおごってください(?)

はい。ということでオタクもすなる就活ブログなるものをしてみむとす。自分の場合は民間少な目、公務員多めで展開したので、現時点で公務員を考えている20卒もしくはそれ以下はチラ裏程度に参考にしてください。

 

 

①志望先決め

民間で言う業界研究みたいなもんですね。僕はこれを3年11月にやりました(絶望)。

これ、あとから知ったんですが公務員志望は、原則受けられるところは全部受験するのが則らしいですね。僕はこれを知らず、11月から教養試験の勉強・2月から専門試験の勉強という超絶ハードスケジュールを組むことになりました。国葬コッパン?もちろん落ちましたよ。

まぁ公務員志望の君はこのブログを読んだら今すぐ教養(というより数的処理)の勉強に取り掛かってください。マジで痛い目見るので。

 

さて、志望先決めですが、民間のノリで「自分のやりたいこと(観光行政・まちづくり・シティープロモーション)」にそこそこ絞って考えたのと、あと11月から通い始めた学内講座の勧めで以下の試験を受けることにしました。括弧内に結果も書いておくので、舐めてかかるとこうなるとぜひ感じ取ってください。

 

国葬(棄権)

コッパン(1次筆記落ち)

ーーーーーーーーー↑筆記が大事ーーーーーーーーーーーーーー

国会図書館(最終面接落ち)

東京特別区(人事院最終合格→区採用辞退)

中核市(2次面接棄権)

ーーーーーーーーー↑どっちもバランスよく大事ーーーーーーー

地方自治体A(内定)

地方自治体B(最終面接落ち)

地方自治体C(1次筆記棄権)

ーーーーーーーーー↑面接が大事ーーーーーーーーーーーーーーー

大学法人独自採用(書類落ち)

ーーーー↑そもそも書類で落とされたから知らんーーーーーーーー

 

上記のように、公務員試験は筆記重視の官僚タイプ、バランス型の県庁・国専・政令中核市タイプ、そして面接重視の地方自治体タイプの3タイプがおおまかに存在します。自分の一番行きたいところがどのタイプなのかを把握して勉強することも大事です。

ちなみにどの試験でも面接は少なくとも民間中小(地銀とか)で内定が出るレベルはできないと、たいてい足切り食らう印象を周囲から受けました。ので官僚志望オタクの皆さんも面接対策頑張ってね。

というかぶっちゃけ国葬コッパンレベルの勉強をしておけば、筆記は塗り絵大会と化すので21卒以降のオタク諸君にはそっちのがおすすめです。20卒かつ法経以外の学部で時間が足りないよ~(´;ω;`)ってオタクさんも特別区レベルまで手を出すことをお勧めします。実際特別区の勉強だけで自治体&図書館の1次は楽勝でした。

ぼくは「県庁に興味ナシ!w(斜に構えオタク君)」だったので県庁受けませんでしたが、内定獲得の安定感的にも国葬・コッパン・特別区・県庁・政令市・地方自治体1~3個に国家専門系であったり大学法人なりを足していくのが定跡かつ最強だと思います。公務員試験は面接でめちゃくちゃ不安定(後編で詳しく書きます)なので筆記終了後の持ち弾はできるだけ増やした方がいいです。マジで。

 

➁教養試験

 私は11月から教養試験の勉強を始めましたが、ぶっちゃけそれだと国家レベルは風通に間に合いませんでした。特に数的処理。

数的処理については予備校なり受験本なりのテクニック盗んでひたすら演習、ってくらいしか勉強方法が思いつかないのですが…。どんな難問でも結局はパターン覚えゲー(数学ってよりパズル)なので1年くらいみっちり勉強すればなんとかなると思います。

数的処理以外については、センター程度かそれ以下の難易度なので、センターで受験した科目から優先して点を取れるように勉強すればそうそう問題はないと思います。

1つ注意してほしいことは、特別区自治体Aは処理速度重視の問題を出してくるため、国家系とはまた違った問題形式になっています。(京大入試と東大入試みたいなもんです。)そのへんも勉強する前にリサーチしておくのが正解です。ぼくはそれで結構時間ロスしたと思います。

 

あと、自治体Aは民間の某知能テスト、自治体BはSPIテストセンターを利用しました。このように公務員でも特に面接重視の自治体は知能テストで1次試験を行うことも多いので、民間志望者でも持ち弾増やしがてらいかがでしょうか。

 

 

 

③専門試験

はい、ぼくの筆記部門最大のやらかしポイントです。

一部の公務員試験では憲法民法行政法、経済原論……といった専門試験が科されます。大卒程度かつ公務員試験特有の「癖」があるらしいので法経でもしっかり対策しないと苦戦します。いわんや人間科学部をや……

学部の専攻が専門試験とカスリもしなかったので、2月からだと到底間に合いませんでした。特にマクロ経済学憲法民法行政法あたりは時間かけないと絶対に無理です。僕は特別区の経済原論で爆死し希望区提示が漏れました(半ギレ)。

 

そんななかでも突貫で特別区に合格できたのは、「スピード解説」(実務教育出版)で憲法民法あたりを誤魔化せたのが大きいと思います。

覚える内容を最小限に抑えているので、時間が足りなくなったら是非。

 

 

 

さて、国会図書館の2次専門は英語(院試程度)と専門(院試程度)と特殊です。

英語・専門試験(ぼくは社会学を選択しました)は旧帝国大の院試レベルの問題が出るので、その辺の問題を印刷して演習したら大当たりしました。

あまり国会図書館の筆記攻略はされていないので、受ける方がいればぜひやってみて下さい。

院試を漁るにあたっては、北大が奇問も少なくおすすめです。(東大京大も良かったけどたまにエゲツない語句説明が入ってくるので。。。)

英語は阪大文系学部入試の過去問を読んでましたし、本番もそれくらいの難易度だった印象を受けました。

 

 

 

 

はい。ここまでが筆記の話です。反省文とか銘打ってますが、筆記は自分でも面接と比べればうまくいったのでアドバイス多めですね。

ぶっちゃけ筆記試験まではオタクっぽい受験生も多く、「おっ、こいつら相手なら俺でも行けるんじゃねW」と思わせてくれます。特別区の1次とか[某アイドルとプロデューサーのコンテンツ]のフルグラ着たファッティボーイとか、ベイスターズユニ着たあきらかに既卒のおっさんとか居たからね。(ちなみに自治体Aには、筆記前に[某アンチの多い2代目コンテンツ]のファイルを取り出してこれ見よがしに机の上に置いてたオタクもいました。)

ネット上で「オタクは黙って公務員行っとけwwwwww」なんて言われるのもこのへんのイメージが影響しているのではないでしょうか。実際、勉強するだけで人と競争できるなんて一見私含む社会性の低いキモオタク君たちには僥倖な気もします。

 

 

 

 

 

まあ、「オタクっぽいオタク」はどの自治体でも最終面接にもなれば姿を消してるんですけどね。

 

 

 

社会性の低いオタク君に、怒涛の面接ラッシュ&無い内定地獄が襲い掛かる!

 

後半、僕は持ち弾が少ない。~19卒の就活反省文 面接編~ へつづく…。